オレキシン

過眠症の治療に光が見えてきました。特発性過眠症ナルコレプシーの人は脳の中のオレキシンという物質が少ないからだそうです。オレキシンを増やすことができれば日中の過度の眠気が起きなくなるらしいです。まだ研究途中で薬が出るのは当分先なのですが嬉しいですね。過眠症の患者はあまりいないのでオレキシン量の測定は無料でやって貰えます(秋田大学医学部の精神科の場合)。オレキシンは脳脊髄液に含まれてるらしいので採取後の後遺症とかが心配です。白血病治療で骨髄液の提供者が死ぬとか聞いたことがあるので、脳脊髄液も髄液だから危険なんじゃないかなって思うのですがどうなのでしょう。
でもまぁ治療法が見つかりそうとはいえ、当面はリタリンベタナミンでの対処療法になります。リタリンベタナミンも継続して飲んでいるとだんだんと効きが悪くなるので、効果が薄れる前になんとか治療法を確立してほしいですね。